ニュース 石油・化学 作成日:2020年5月7日_記事番号:T00089837
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が6日発表した4月売上高の合計は754億5,000万台湾元(約2,700億円)で前月比19%減、前年同月比40%減となった。ニューヨーク原油先物市場で米国産標準油種(WTI)価格が史上初のマイナスとなった影響で、エチレンなどの石化原料価格が下落したためだ。7日付経済日報が報じた。
各社の4月連結売上高は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、147億5,200万元(前月比4.2%減、前年同月比23.2%減)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、204億1,100万元(前月比12.2%減、前年同月比18.6%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、181億3,400万元(前月比12.7%減、前年同月比37.3%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、221億5,300万元(前月比34.3%減、前年同月比57.8%減)──。
台塑は6日、新型コロナウイルスの感染防止用の輸血袋、マスク、水薬容器向け原料需要が旺盛で「最悪の時期は過ぎた」と説明した。第2四半期売上高予測を前期比横ばいに上方修正した。
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