観光ホテル大手チェーン、凱撒飯店連鎖（シーザーパークホテル＆リゾート）は台湾鉄路（台鉄）台東駅前で５月17日に、デザインホテル「趣淘漫旅台東（ホテルチャムチャム台東）」をプレオープンする。正式開業は６月５日。７日付工商時報が報じた。
台湾人観光客をメインターゲットとし、１年目の客室単価2,500台湾元（約8,900円）以上を目指す。ホテルチャムチャムブランドとしては３軒目となる。シーザーパーク傘下としては10軒目で、ホテルの客室数は合計3,100室を突破する。
同ホテルはかつて、綺麗飯店集団（チーリーホテル＆リゾートグループ）傘下で2015年に開業した観光ホテル、綺麗商旅（チーリーホテル）台東駅前館だった。中国人観光客が中心で、客室単価は年平均1,800元。中台関係の冷え込みによる中国人観光客の急減を受け、シーザーパークを展開する宏国集団傘下の善捷開発投資が今年初め、隣接するレストランなどと合わせ、計８億5,000万元で取得。宏国集団が5,000万元を投資して改装した。
