ニュース 電子 作成日:2020年5月8日_記事番号:T00089847
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は7日、第5世代移動通信(5G)対応ハイエンドチップ、「天璣(Dimensity)1000」シリーズの上位版「天璣1000プラス」を発表した。独自の省電力技術「5G UltraSave」を搭載し、同クラスの競合製品に比べて平均消費電力を48%低減できるとうたう。スマートフォン旗艦機種をターゲットとして既に出荷を開始しており、同チップを搭載した製品が近く登場する見通しだ。8日付工商時報が報じた。
メディアテックは、天璣1000プラスは現時点で業界唯一の5GデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)対応で、これに強力な省電力技術を加え、世界で最も消費電力の低い5Gチップを実現したと説明した。
サプライチェーンによると、天璣1000プラスは第1四半期半ば以降に台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスを採用して量産を開始しており、メディアテックにとって第2四半期の主力5Gチップとなるとみられている。
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