ニュース 電子 作成日:2020年5月8日_記事番号:T00089849
市場調査会社、ICインサイツが6日発表した半導体業界の第1四半期売上高ランキング(上位10社)によると、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は前年同期比45%増の103億1,900万米ドルで、3位を維持した。8日付蘋果日報などが報じた。
TSMCの売上高増加率は、上位5社中で最大だった。ICインサイツは、アップルと中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下のIC設計大手、海思半導体(ハイシリコン)のスマートフォン向け7ナノメートル製造プロセス製品の出荷増が主因と指摘した。
上位10社のうち台湾企業はTSMCのみで、専業ファウンドリーで唯一のランクインだった。
1位のインテルは195億800万米ドルで前年同期比23%増、2位のサムスン電子は139億3,900万米ドルで15%増だった。
10位のハイシリコンは26億7,000万米ドルで、前年同期比54%増と、上位10社で最大の上昇幅だった。前年同期の15位から5ランク上昇し、初の10位入りを果たした。
上位10社の第1四半期売上高の合計は708億1,900万米ドルで、前年同期比16%増と、業界平均の7%を大きく上回る伸びだった。
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