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銀行業界、デビットカード機能普及に弾み


ニュース 金融 作成日:2008年7月22日_記事番号:T00008986

銀行業界、デビットカード機能普及に弾み


 ICキャッシュカードにデビットカード機能を組み込む金融機関が増え、次第に普及が進んでいる。

 22日付工商時報によると、デビットカード機能を組み込んだICカードを発行しているのは銀行26行で、発行枚数は3,900万枚となっている。デビットカードはクレジットカードを使わずに容易にキャッシュレスで決済が可能となるだけに、今後クレジットカード並みに普及するかどうか注目が集まる。

 銀行業界では、中華民国銀行公会主導でデビットカード普及の取り組みが進んでいる。8月には中国信託商業銀行、遠東国際商業銀行も加わり、デビットカード機能を利用できるICキャッシュカードの枚数は4,500万枚に達する。

 ICキャッシュカード保有者がデビットカードの利用を開始するには、銀行によって手続きに差がある。上海商業儲蓄銀行や高雄銀行は窓口での手続きが必要。台湾郵政、台湾銀行、合作金庫銀行、彰化銀行など多くの銀行では最初からデビットカード機能が使用できるようになっている。