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《新型肺炎》「市中は非常に安全」、飲食・旅行の安心認証を検討


ニュース 社会 作成日:2020年5月11日_記事番号:T00089887

《新型肺炎》「市中は非常に安全」、飲食・旅行の安心認証を検討

 新型コロナウイルスの台湾での新たな感染確認ゼロの期間が最大潜伏期間とされる14日間の2倍を超えたことを受け、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は10日、台湾が安全な地域の表れと語り、レストランや旅行について、社会的距離(ソーシャルディスタンス)確保などの規範を満たせば認証を与える方向で検討すると語った。11日付中国時報などが報じた。

/date/2020/05/11/18chen_2.jpg陳衛福部長は、台湾に居住する全ての市民の努力と知恵、中央政府と地方政府の協力があってこその結果で、今後も知恵を使って防疫新生活を着実に実行していこうと呼び掛けた(10日=中央社)

 蔡英文総統は10日、蘇貞昌行政院長に対し、感染抑制の状況なら市民の外出、消費を適度に促進できるとして、具体策検討を指示した。

終息宣言は「時期尚早」

 台湾での流行終息宣言を行うかメディアに問われ陳衛福部長は、「現時点ではまだだ。海外での感染状況は深刻で、厳戒態勢が必要だ」と答えた。ただ、大型集会・大規模イベントの総量規制緩和については進めていくと述べた。

 5月20日の総統就任式典について陳衛福部長は、今後数日、感染状況がさらに安定すれば、出席者数の規制緩和を提言すると語った。

屋内250人に緩和検討

 陳衛福部長は11日、集会・イベント中止・延期の要請基準を屋内は参加者100人から250人に緩和することを検討していると明かした。8人1卓、30卓の中型の結婚披露宴などが可能になる。実名性で、テーブル同士の間隔を1.5メートル空けることを想定している。