ニュース 社会 作成日:2020年5月11日_記事番号:T00089895
交通部中央気象局によると、10日夜に梅雨前線が台湾に到達し、11日以降は全土で曇りや雨となる見通しで、水不足が深刻な中南部にとって恵みの雨となりそうだ。11日付自由時報などが報じた。
台南市に生活用水を供給する南化ダムでは、水位低下により岸辺に白い岩肌が見えている(7日=中央社)
中央気象局によると、11日は各地で局地的なにわか雨や雷雨、午後は東部と西部山間部で局地的な大雨となる予報だ。ただ、南部のダムの貯水量が大幅に増えるのは、5月下旬以降となる見通しだ。
経済部水利署の統計によると、中南部のダムの貯水率は▽徳基ダム(台中市)、13.3%▽曽文ダム(嘉義県)、9.4%▽阿公店ダム(高雄市)、8.8%──と低下している。
経済部は8日、台南・高雄地区で7日から第1段階の給水制限措置として、▽夜間(午後10時~午前6時)の減圧給水▽科学園区・工業区入居企業への5%節水要請▽公的機関による生活用水の不要な使用禁止──を実施しており、石化、半導体メーカーへの影響が出ないようにすると表明した。
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