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茂迪の中国投資、約37%増額


ニュース その他製造 作成日:2008年7月22日_記事番号:T00008990

茂迪の中国投資、約37%増額


 太陽電池最大手の茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)は21日、生産能力の拡充と中国市場の開拓を進めると表明した。また今後中国へ追加投資を行い、投資額を1,170万米ドルから1,600万米ドルまで36.75%増やすことも発表した。政府が企業の中国投資規制緩和を発表した後、追加投資を宣言したのは太陽電池業界で初のケースだ。

 経済部投資審議委員会(投審会)が同社に認可している中国への投資額は現段階で約1,226万米ドル、実収資本額の18.09%を占める。茂迪によると今回の追加投資は、主に次の生産能力拡充計画に対する準備という意味合いが強いという。

 また茂迪は同日、昆山工場の生産ライン設置が予定通り進んでおり、8月には少量を試産、第4四半期には正式に量産に入り、年内に少なくとも65メガワット(MW)の生産能力を獲得するとの見通しを示した。

 茂迪の資料によると、同社の中国事業は、2005年3,157万台湾元(1億1,100万円)、06年465万元の黒字となっていたが、昨年07年は1,250万元の赤字に転落した。