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南亜プラの銅箔新工場、投資額を48%引き上げ


ニュース 電子 作成日:2020年5月12日_記事番号:T00089901

南亜プラの銅箔新工場、投資額を48%引き上げ

 南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)は11日、嘉義県新港工場区で建設中の銅箔(どうはく)第4工場への投資額を80億台湾元(約290億円)に引き上げることを董事会で決定した。従来の53億7,000万元から約48.9%の増額だ。呉嘉昭董事長は、第5世代移動通信(5G)の応用先が急速に拡大しており、高周波(RF)対応銅箔や極薄銅箔など高付加価値製品の生産を強化すると語った。12日付経済日報が報じた。

 新港工場区の銅箔第4工場は2017年5月に建設計画が始動し、来年完成する予定だ。

 呉董事長によると、投資額の増加分は、高周波対応銅箔や極薄銅箔に関わる特殊な製造工程を担う設備の調達や工場棟の設計変更に投じる。新工場完成後、南亜プラの銅箔製品における高付加価値製品の出荷比率を現在の33%から50%まで引き上げる考えだ。