ニュース 機械 作成日:2020年5月12日_記事番号:T00089906
台湾機械工業同業公会(TAMI)が11日発表した統計によると、機械設備の1~4月輸出額は80億2,000万米ドルで、前年同期比9.5%減だった。うち工作機械は7億3,800万米ドルで25.9%減の大幅減少となった。欧米市場向けが減少した。12日付経済日報などが報じた。
工作機械の輸出額減少についてTAMIの柯抜希理事長は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に加え、台湾元高が続き、輸出に不利な状況となっているためと指摘した。
その他、電子設備が10億6,400万米ドルで前年同期比2.7%減、検査測定設備が10億5,400万米ドルで3.2%増だった。
機械設備の4月輸出額は20億5,000万米ドルで、前年同月比8.2%減だった。うち工作機械は1億8,400万米ドルで29.5%減だった。
今後の見通しについて、工作機械大手の東台集団と程泰集団は、感染拡大が収束するにつれ、転注と台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資による緊急受注が増加しており、第2四半期は前期を上回ると予測した。
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