ニュース 医薬 作成日:2020年5月12日_記事番号:T00089908
衛生福利部(衛福部)中医薬司は11日、新型コロナウイルス感染者の治療に特定の漢方薬を併用することで入院日数を短縮できるという研究報告書を中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)に提出し、治療指針(ガイドライン)への採用を求めた。同センターの荘人祥報道官は、専門家会議を開き検討すると表明した。12日付蘋果日報が報じた。
中医薬司と▽衛福部国家中医薬研究所▽台中栄民総医院▽三軍総医院──などとの共同研究チームが4月3日より、新型コロナウイルス感染者14人を対象に、4種類の漢方薬を西洋医学の治療法と併用する形で治療を行ったところ、うち12人が8~10日後に3度の検査で陰性となって退院し、入院日数の大幅短縮効果が確認された。
中医薬司の黄怡超司長は、新型コロナウイルスによる肺炎治療のため西洋医学の病院に入院し、西洋医学の医療機器や西洋薬を使用した場合、医療費は公費で補塡(ほてん)されるが、漢方薬を併用した場合は自己負担となるため、漢方薬の効果を実証する研究が必要だったと説明した。
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