ニュース その他分野 作成日:2020年5月12日_記事番号:T00089916
上場、店頭公開企業の4月売上高の合計は前月比0.18%増、前年同月比2.38%減の2兆6,900億台湾元(約9兆6,600億円)と単月で今年最高を記録した。電子業界を中心に、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1~2月に中断した調達が3~4月に先送りされたほか、材料の確保の動きが強まったことが主因だ。12日付工商時報が報じた。
4月売上高で過去最高を更新したのは▽ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)▽半導体商社大手、大聯大投資控股(WPGホールディングス)▽金融持ち株会社、兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)──など82社だった。
4月売上高で過去最低を記録したのは127社。新型コロナウイルスによる打撃を受けている▽観光▽運輸▽飲食▽紡織▽娯楽──など、また原油価格の急激な下落の影響を受けた石油・化学、燃料・ガス供給などの産業が中心だ。
業種別では、半導体産業の4月売上高は前年同月比20.6%増、電子製品販売業が15.9%増だった。観光業は57.5%減、燃料・ガス供給業は54.9%減、紡織・繊維産業は34.2%減だった。
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