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《新型肺炎》休館の台北市公共施設、18日に第1次開放


ニュース 社会 作成日:2020年5月12日_記事番号:T00089919

《新型肺炎》休館の台北市公共施設、18日に第1次開放

 台北市政府は11日、新型コロナウイルス感染症流行を受け閉館している公共施設のうち区民活動中心などと、平日閉館する措置を取っている小規模の芸術・文化施設12カ所の利用を、18日から条件付きで開放すると発表した。感染状況がさらに安定すれば、親子館などその他の公共施設も開放する考えだ。ただ、高校以下の学校の校内の一般開放は、7月14日に夏休みに入るまでは中止を続ける。12日付自由時報などが報じた。

 高雄市の韓国瑜市長は11日、閉館している公共施設について3段階で利用を開放すると表明した。6月1日に屋外施設を、6月30日に屋内施設を原則開放し、7月15日までに公共施設の開放を完了する。高雄市政府衛生局は、集団感染が発生した海軍の敦睦遠航訓練支隊の隔離解除前の再検査で無症状感染者3人が確認された5月3~4日から28日の観察期を置いて、6月1日を開放日とすることに決めたと説明した。

 世界三大宗教イベントに数えられ、感染症流行を受け延期されている道教の女神の媽祖巡行「大甲媽祖遶境」の実施を求める声が高まっていることについて、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、現段階では実施に同意しない考えを示した。

/date/2020/05/12/18mazu_2.jpg台中市大甲区の道教廟(びょう)、大甲鎮瀾宮の鄭銘坤副董事長(右)は、年内には媽祖巡行を実施したいと述べた(11日=中央社)