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米AIG、台中で璞真建設と不動産開発


ニュース 建設 作成日:2008年7月22日_記事番号:T00008993

米AIG、台中で璞真建設と不動産開発


 米保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下のパワー・ターン・グループは21日、金属部品生産と不動産開発を手掛ける勤美集団(CMP)の子会社、全国大飯店が保有するホテルそばの用地1,206坪を10億8,573万台湾元(約38億3,000万円)で取得した。AIGは今後、璞真建設と不動産の共同開発に取り組む計画だ。22日付工商時報が伝えた。

 AIGが取得した用地は、台中市台中港路一段沿いの好立地にある。台中市ではING生命が昨年、台中徳安百貨の建物を46億元で買収しており、外資による商業不動産の大型買収は2件目となる。

 璞真建設によると、AIGは全国大飯店と長期の買収交渉を進めてきた。全国大飯店は資産活性化の観点からホテルそばの遊休用地の売却を決めた。5億3,900万元の売却益を得られる上、有望な開発計画に参入する機会も得られることが理由。

 今後はパワー・ターン・グループが地主、璞真建設が施工業者となって、取得用地の開発を進める。一部用地は璞真建設が取得した上で開発する。