ニュース その他製造 作成日:2020年5月13日_記事番号:T00089943
セメント最大手の台湾水泥(台湾セメント、TCC)は12日、子会社を通じて中国に資源のリサイクル関連事業を手掛ける孫会社、台泥(杭州)資源再生公司を設立することを董事会で決定した。13日付経済日報が報じた。
台湾セメントによると、新会社への投資は中国子会社の台泥(貴港)水泥と台泥国際集団(TCCインターナショナル・ホールディングス)を通じて行われ、投資額は17億5,000万人民元(約260億円)。新会社は資源のリサイクルに関する研究開発(R&D)、資源の循環利用に関する技術的コンサルティングサービスなどを手掛ける。
同日発表された台湾セメントの第1四半期売上高は前年同期比13.3%減の219億7,600万台湾元(約790億円)、純利益は24.1%減の29億9,900万元と新型コロナウイルスよる深刻な影響が業績に反映された。
張安平董事長は、今年の業績が前年を下回ることは確実と予測。一方で人員削減や「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)は実施しないと強調した。
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