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ウィストロン、中国・インド投資7割拡大【表】


ニュース 電子 作成日:2020年5月14日_記事番号:T00089954

ウィストロン、中国・インド投資7割拡大【表】

 電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は13日、中国、インドでの生産能力拡充に合計で最大2億4,484万米ドルを投じることを董事会で決議した。合計投資額を従来計画より約7割拡大する。14日付工商時報が報じた。

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 中国の昆山工場(江蘇省)では生産能力拡充に最大7,954万米ドルと3月時点の計画より16.9%拡大、インドの工場では最大1億6,530万米ドルへと4.6倍に拡大する。

 この他、メキシコ工場の生産能力拡充に向け、米テキサス州支社に4,680万米ドルの追加投資を行う。また、台湾ではスマート医療やバイオテクノロジー産業の将来性を好感し、傘下の緯創生技投資控股(ウィストロン・メディカル・テック・ホールディング)に8億台湾元(約29億円)の増資を行う。

 ウィストロンは米中貿易戦争、新型コロナウイルス感染拡大を受け、中国以外での生産能力比率を今年20~25%、2021年に50%まで引き上げる計画だ。