ニュース 石油・化学 作成日:2020年5月14日_記事番号:T00089960
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)の陳宝郎董事長は13日、米ルイジアナ州で進める投資額100億米ドル規模の石油化学コンビナート計画について、着工準備に入っていると明らかにした。ただ、完工時期は当初目標の2022~24年から少し後ずれする可能性があると説明した。14日付経済日報が報じた。
陳董事長は、環境影響評価(環境アセスメント)などの手続きは昨年末~今年初めに完了し、より早い時期に着工する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、着工時期が遅れたと説明した。
陳董事長は、完工時期は早くても23年以降で、その時点の状況を見据える必要があり、できるだけ早く計画を進めたいと表明した。
同計画は13~14年の石化製品価格に基づいて15年に決定したもので、昨年、米中貿易戦争の影響で石化業界の景気が落ち込み、価格に変動があったため、同社は今年の春節(旧正月)後に計画を見直していた。
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