ニュース 食品 作成日:2020年5月14日_記事番号:T00089963
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント・エンタープライゼズ)が13日発表した第1四半期純利益は44億6,000万台湾元(約160億円)で、前年同期比15.3%減だった。連結売上高は1,082億9,100万元で、前年同期比0.46%増だった。14日付経済日報などが報じた。
傘下でセブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の純利益が25億5,400万元と、上海セブン-イレブン事業での財政返還(政府補助金に相当)計上があった前年同期に比べ12.2%減だったことなどを反映した。
中国子会社、統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナ・ホールディングス、統一中控)の純利益は、4億2,400万人民元(約64億円)で、前年同期比11.4%増だった。人民元安のため、台湾元換算での食品事業全体の売上高は0.6%減少した。
製缶などを手掛ける統一実業(統一インダストリアル)の純損益はマイナス9,019万7,000元と、赤字に転落した。新型コロナウイルス感染症流行による飲料向け包装事業への影響や、鉄製品の売上高、粗利益の減少などを反映した。
傘下の原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム台湾)の純利益は3,500万元で、前年同期比54.9%減だった。ジェネリック医薬品(後発医薬品)向け原薬と新薬開発製造受託業務の売上高、粗利益が減少した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722