ニュース 金融 作成日:2020年5月14日_記事番号:T00089965
生命保険業界の4月の新規契約保険料収入は623億台湾元(約2,230億円)と前年同月比48%減少し、同月としては世界金融危機の影響を受けた2009年以降で最低、単月ベースでは過去7年2カ月で最低となった。1~4月累計は前年同期比38%減の3,158億元で、同期としては過去11年で最低、減少幅は過去最大となった。14日付工商時報が報じた。
業界関係者は、▽新型コロナウイルス感染拡大防止のための社会的距離(ソーシャルディスタンス)が導入され、営業担当者の顧客訪問と銀行支店への来店者が減少した▽米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を1.5ポイント、台湾の中央銀行(中銀)が0.25ポイント引き下げたことを受け、国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)を除く生保各社の米ドル建て主力保険の利回りが3%、台湾元建ては2%を割り込み、売れ行きが悪化した──ことが主因と指摘した。
企業別では、国泰人寿の4月の新規契約保険料収入が104億元と首位で、唯一100億元を上回った。
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