ニュース 政治 作成日:2020年5月14日_記事番号:T00089966
蔡英文総統が2期目に就任する20日以降の続投が決まっている蘇貞昌行政院長は14日、慣例に従い、いったん内閣総辞職をした上で、組閣に着手した。新型コロナウイルス対策などを考慮し、閣僚の大部分は再任される見通しだが、鄭麗君文化部長と陳美伶・国家発展委員会(国発会)主任委員の不再任が確定しており、陳良基科技部長も個人的な理由で再任を受けないとみられる。自由時報電子版などが伝えた。
総辞職後の記念写真に納まる蘇行政院長(前中)。韓国瑜高雄市長がリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票の結果、罷免されれば、陳其邁行政院副院長が高雄市長補欠選挙に出馬するとの見方も出ている(14日=中央社)
鄭文化部長は、文化部での任務が完了し、今後は子育てに専念したいとの意向を蘇行政院長に伝えたようだ。陳美伶主任委員の後任には、龔明鑫政務委員が就くとみられる。
一方、新型コロナウイルスへの対応が高く評価されている陳時中衛生福利部(衛福部)長をはじめ、▽厳徳発国防部長▽潘文忠教育部長▽沈栄津経済部長▽蘇建栄財政部長▽顧立雄・金融監督管理委員会(金管会)主任委員──などは再任されるようだ。
蘇行政院長は総辞職後のあいさつで、昨年1月の就任以来、着実に問題解決に努め、政府の実行力を市民に実感させたと閣僚らに感謝を示した上で、「今後も国家のために尽力する」と表明した。
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