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高雄市、経済振興に5千万元投入へ


ニュース その他分野 作成日:2020年5月14日_記事番号:T00089971

高雄市、経済振興に5千万元投入へ

 韓国瑜高雄市長は13日、新型コロナウイルス収束後の経済振興策として、同市の促進産業発展基金(促産基金)から5,000万台湾元(約1億8,000万円)を▽観光▽文化▽商圏▽夜市(ナイトマーケット)──に投入し、消費を刺激する方針を表明した。14日付中国時報が伝えた。

/date/2020/05/14/16han_2.jpg韓高雄市長(左2)。振興策の発動は、高雄市の感染症対策本部、疫情指揮中心(疫情指揮センター)の1級開設が解除された後となる見通しだ(13日=中央社)

 韓市長は「経済が冷え込み、市民が苦しんでいる。市政府として景気を刺激し、消費意欲を喚起する責任がある」などと述べた。

 他の5直轄市でも同様の動きがあり、鄭文燦桃園市長は商圏振興などに8,000万元を投じる基本構想を描いている。

 台中市は▽房屋税(建物固定資産税)▽娯楽税▽牌照税(ナンバープレート税)──の減税、商品券発行など、7,000万元以上の規模の補助や負担軽減策を講じる構えだ。

 新北市は、諸費用や賃料の減免、融資、失業者支援などにこれまで1億6,500万元を支出した。