ニュース 電子 作成日:2020年5月15日_記事番号:T00089975
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の拓墣産業研究院(TRI)の調査結果によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)受託業の第1四半期売上高ランキングで、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)傘下の日月光半導体製造(ASE)が前年同期比21.4%増の13億5,500万米ドルで首位だった。第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン向けアンテナ・イン・パッケージ(AiP)やコンシューマーエレクトロニクス向けの需要が貢献した。15日付工商時報が報じた。
2位以下は、▽米アムコー・テクノロジー、11億5,300万米ドル(前年同期比28.8%増)▽江蘇長電科技(JCET)、8億1,800万米ドル(22.7%増)▽ASEH傘下の矽品精密工業(SPIL)、8億600万米ドル(34.4%増)▽力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)、6億2,400万米ドル(33.1%増)──。
台湾企業ではこの他、京元電子(KYEC)が8位、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)が9位、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)が10位に入った。
上位10社の第1四半期売上高は計59億300万米ドル、前年同期比25.3%増だった。米中貿易戦争の緩和や5G、人工知能(AI)チップ、スマホ向けの需要がけん引した。
TRIは新型コロナウイルス感染症の流行の影響について、最終製品の需要が急減し、下半期から業界景気が後退すると予測した。
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