ニュース 電子 作成日:2020年5月15日_記事番号:T00089977
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)が14日発表した第1四半期純利益は前期比42.9%減、前年同期比17.4%減の25億7,900万台湾元(約92億円)で、2011年第1四半期以降で最も低かった。中国での新型コロナウイルス感染拡大を受けた都市封鎖措置の影響による生産ライン稼働率の低下や、営利事業所得税(法人税)の増加が減益要因だ。15日付経済日報などが報じた。
第1四半期の連結売上高は1,902億9,800万元で前期比36%減少、前年同期比14%減少した。
同社は第2四半期について、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンラインでの学習、医師の診察などの実施増を受け、ノートPCやサーバーの出荷台数は増加が続いていると指摘した。特にノートPCは米国だけでなく日本や欧州でも需要が強く、前期比、前年同期比共に2桁成長すると予測した。
20年設備投資、最大90億元
クアンタの今年の設備投資額は80億~90億元と、昨年の70億元を上回る見通しだ。主に台湾工場ではサーバーの、タイ工場ではノートPC、オールインワン(モニター一体型、AIO)PC、コンシューマー向け電子製品などの生産能力増強を図る。
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