ニュース その他分野 作成日:2020年5月15日_記事番号:T00089990
中央銀行(中銀)の楊金龍総裁は14日、立法院財政委員会で答弁に立ち、今後の景気回復のモデルについて、「外部で言われている『ナイキ型』が理にかなっている」と述べた。スポーツ用品ブランド「ナイキ」のロゴに似た軌跡をたどり、緩やかに経済が回復するとの認識を示した格好だ。15日付工商時報が伝えた。
楊総裁は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を鑑み、第2四半期は景気が上向かないとの見方を示した(14日=中央社)
また、台湾の今年の経済成長率が1%以上を維持できるのかとする質問に対し、楊総裁は「政府のさまざまな支援策の効果が良好であれば、成長率に0.81~1ポイント貢献する」と述べ、1%成長は可能との認識を示唆した。第1四半期の成長率は1.54%だった。
一方、金融監督管理委員会(金管会)の顧立雄主任委員は、一部にマイナス金利導入論があることについて、「マイナス金利は銀行の収益や預金者への影響が大きい。個人的には台湾にはマイナス金利は適さないと思う」と述べた。
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