ニュース 政治 作成日:2020年5月15日_記事番号:T00089991
蔡英文総統が2期目に就任する20日以降の新内閣人事で、金融監督管理委員会(金管会)の顧立雄主任委員が行政院副院長に就任すると観測されている。現職の陳其邁氏が、韓国瑜高雄市長がリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票の結果、罷免された場合に、補欠選挙に出馬することをにらんだ人選のようだ。15日付工商時報などが報じた。
顧主任委員は14日の立法院での答弁で、金管会主任委員への再任について問われ、「まだ決まっていない。公僕として国家に奉仕するのに、職務の大小は関係ない」と語り、行政院副院長への就任をにおわせた(14日=中央社)
行政院の官僚によると、新型コロナウイルス収束後の世界的な経済情勢変化への対応、再燃の可能性がある米中貿易戦争に対する経済振興策に、すぐにでも着手できるようにするための布陣だ。顧主任委員の後任には、黄天牧副主任委員が昇格するとみられる。
行政院主計総処の朱沢民主計長は再任が決まったようだ。
不再任が確定している陳良基科技部長の後任は呉政忠・行政院政務委員、鄭麗君文化部長の後任は李永得・客家委員会(客委会)主任委員が就く可能性が高いようだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722