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金管会の顧立雄主任委員、行政院副院長に就任か


ニュース 政治 作成日:2020年5月15日_記事番号:T00089991

金管会の顧立雄主任委員、行政院副院長に就任か

 蔡英文総統が2期目に就任する20日以降の新内閣人事で、金融監督管理委員会(金管会)の顧立雄主任委員が行政院副院長に就任すると観測されている。現職の陳其邁氏が、韓国瑜高雄市長がリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票の結果、罷免された場合に、補欠選挙に出馬することをにらんだ人選のようだ。15日付工商時報などが報じた。

/date/2020/05/15/17koo_2.jpg顧主任委員は14日の立法院での答弁で、金管会主任委員への再任について問われ、「まだ決まっていない。公僕として国家に奉仕するのに、職務の大小は関係ない」と語り、行政院副院長への就任をにおわせた(14日=中央社)

 行政院の官僚によると、新型コロナウイルス収束後の世界的な経済情勢変化への対応、再燃の可能性がある米中貿易戦争に対する経済振興策に、すぐにでも着手できるようにするための布陣だ。顧主任委員の後任には、黄天牧副主任委員が昇格するとみられる。

 行政院主計総処の朱沢民主計長は再任が決まったようだ。

 不再任が確定している陳良基科技部長の後任は呉政忠・行政院政務委員、鄭麗君文化部長の後任は李永得・客家委員会(客委会)主任委員が就く可能性が高いようだ。