ニュース 政治 作成日:2020年5月18日_記事番号:T00090004
世界保健機関(WHO)年次総会、世界保健総会(WHA)は、台湾時間18日午後6時から19日にかけて、新型コロナウイルス感染拡大を受けて異例のテレビ会議方式で行われるが、諸外国の支持にもかかわらず、台湾のオブザーバー参加は4年連続で絶望的となっている。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の陳時中衛生福利部(衛福部)長は18日午後2時、現時点で招待状を受け取っていないと明らかにし、WHOのテドロス事務局長に抗議する考えを示した。中央社電などが伝えた。
15日夜のテレビ会議には13カ国の50人近くが参加した(15日=中央社)
台湾と外交関係のある国14カ国が、台湾のWHO年次総会参加を認めるよう提案しているが、今回のテレビ会議での議題となるかどうかは不透明だ。AFP電によれば、提案は年次総会の議題を決定する一般委員会に上程された。ただ、実際の議論や表決は10月以降に通常方式で開かれる会議に持ち越されることもあり得る。
一方、年次総会では新型コロナウイルスの発生源追及などで中国が主要国から非難を受ける状況も予想され、その過程で台湾のWHO参加問題に触れられる可能性もある。
こうした中、台湾は独自に各国と意見交換の場を設けており、米国、イスラエルとテレビ会議を行ったほか、15日には米国、日本、カナダなど13カ国とテレビ会議方式で新型コロナウイルス対策を話し合うフォーラムを開いた。
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