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自動車部品の和大工業、嘉義第4工場建設へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年5月18日_記事番号:T00090010

自動車部品の和大工業、嘉義第4工場建設へ

 自動車部品大手、和大工業(HOTA)の沈国栄董事長は15日、世界的な電気自動車(EV)の成長を好感し、嘉義県の大埔美精密機械園区第2期に、第4工場を建設すると発表した。台湾初のギア博物館やトランスミッション研究所を併設する計画で、2021~22年の着工を予定する。16日付経済日報などが報じた。

 大埔美精密機械園区第2期の敷地面積は1万4,000坪、投資額は80億台湾元(約290億円)で、第4工場に生産ライン8~10本を設置する予定だ。博物館や研究所を合わせ、就業機会400件を創出する見込みだ。

 沈董事長によると、大埔美精密機械園区第1期の第1・2工場で生産ライン14本が稼働中で、年産額は25億元に上る。42億元を投じて建設中の第3工場は21年に稼働予定で、生産ライン最大10本の設置を計画しており、年産額は25億元を見込む。第1期の工場3基への投資額は計140億元で、第2期と合わせると220億元に上る。