ニュース 商業・サービス 作成日:2020年5月18日_記事番号:T00090011
経済部統計処の15日発表によると、コンビニエンスストア業界の第1四半期売上高は、前年同期比5%増の847億台湾元(約3,000億円)で、同期として過去最高だった。総合商品小売業全体に占める割合は27.3%で、従来首位だった百貨店業の23.6%を初めて上回った。16日付工商時報が報じた。
統計処の王淑娟副処長は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、市民がレストランでの飲食を減らした代わりにコンビニで鮮食(調理済み食品)を購入したこと、併せて生活必需品を購入したことが要因と分析した。個人消費の全体的な落ち込みから、第2四半期も百貨店は苦戦を強いられるとみられるのに対し、コンビニは夏季に冷たい飲料の需要が高まるため、コンビニ業界が引き続き百貨店を上回ると予測した。
統計処によると、昨年末時点のコンビニの総店舗数は1万1,400店で、2006年末の8,564店から年平均200店以上増加している。昨年売上高は過去最高の3,316億元だった。複合型店舗の出店、鮮食や入れたてコーヒーなどの強化、小包受け取りなどのサービスにより、来客数が伸びている。
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