ニュース 電子 作成日:2020年5月18日_記事番号:T00090013
電子機器受託生産サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業が15日発表した第1四半期の純利益は20億8,400万台湾元(約75億円)で前期比95%減、前年同期比89%減だった。新型コロナウイルスの影響で、過去約20年の同期で最低の水準となった。16日付経済日報などが報じた。
第1四半期の連結売上高は前期比47%減、前年同期比12%減の9,291億元で、1兆元を割り込んだ。粗利益率は4.5%、営業利益率は0.49%で前期比、前年同期比でいずれも1ポイント以上下落した。純利益率は0.22%で2ポイント以上下落した。黄徳才財務長は、新型コロナウイルス関連のコスト増加100億元余りがなければ、本業は前年同期を上回ったと指摘した。
劉揚偉董事長は、第2四半期は企業向け、コンピューティング、電子部品などの3分野で前期比15%以上、前年同期比10%以上の成長が見込めると語った。スマートフォンをはじめとする消費者向け電子製品は前期比10%未満の減少、前年同期比15%以上の減少を見込む。
鴻海は世界の電子製品の40%を組み立てている。
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