《新型肺炎》交通部の感染対策緩和計画、「時期尚早」=陳衛福部長


ニュース 社会 作成日:2020年5月18日

《新型肺炎》交通部の感染対策緩和計画、「時期尚早」=陳衛福部長

記事番号:T00090015

 交通部は15日、新型コロナウイルス感染症流行状況の緩和を受け、8月からの公共交通機関でのマスク着用義務の取り消し、10月以降の海外からの観光客受け入れの段階的再開を含む、3段階の感染対策措置緩和計画を発表した。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は16日、感染状況を踏まえて決定すべきで、現状では(マスク着用など)個人の感染予防対策の緩和は時期尚早との見方を示した。17日付中国時報などが報じた。

/date/2020/05/18/18lin_2.jpg林佳龍交通部長は14日、端午節連休までは厳格な措置を続けると語っていた(中央社)

 交通部の計画の実施には、指揮センターの同意が必要となる。計画によれば、5月27日~7月31日の第1階段ではまず、台湾域内団体旅行の振興モデル事業「防疫旅行」を27日から始動する。また、6月1日から台湾高速鉄路(高鉄)と台湾鉄路(台鉄)の車内での飲食禁止措置を解除するなど、公共交通機関での一部の感染対策措置を緩和する計画だ。端午節連休(6月25~28日)以降は、連休中の高鉄の自由席販売や台鉄特急列車の立ち席券販売を再開する。

 続く8月1日~10月31日の第2階段では、台湾域内の団体旅行・個人旅行への補助事業「安心旅行」を始動する。公共交通機関でのマスク着用や体温測定などの感染対策措置を解除するほか、高鉄・台鉄車内での弁当販売を再開、座席を交互に空ける「梅花座」方式での乗車券販売も取りやめる計画だ。

 10月1日~12月31日の第3階段では、海外との観光客往来や入境規制を段階的に緩和する。中台間の航空旅客便の運航先空港制限の解除、中台間の海運旅客直航便の運航再開、台湾の離島と中国を結ぶ海運航路「小三通」の再開、入境者の公共交通機関の利用禁止措置の解除、国際クルーズ船の寄港禁止措置の解除などを行う。また、感染症の流行が抑制されている国・地域との間で「旅行連盟」を結成し、共同で海外旅行を推進する方針だ。