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《新型肺炎》台南の舞踏ホール再開、直轄市初


ニュース 社会 作成日:2020年5月18日_記事番号:T00090016

《新型肺炎》台南の舞踏ホール再開、直轄市初

 台南市政府は15日、同市北区の舞踏ホール、万象舞庁の営業再開を条件付きで認め、万象舞庁は16日夜から営業を再開した。新型コロナウイルス感染症流行を受け、4月9日より営業停止となっているキャバクラ・ホストクラブと舞踏ホールなどの一部特殊産業について、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が5月9日に条件付きの営業再開を認めて以降、直轄市で舞踏ホールの営業再開が認められたのは初めて。17日付自由時報が報じた。

/date/2020/05/18/18tainan_2.jpg黄市長。同市には舞踏ホールが2軒、キャバクラが3軒あるが、先週時点では他の業者からの申請はなかった(17日=中央社)

 黄偉哲台南市長は、万象舞庁は▽体温測定▽マスク着用▽座席への仕切り板設置▽実名制入場──などの対策を実施するとの誓約書に署名しており、違反した場合には罰則を科し、1週間の休業を命じると説明した。ホール部分にはソファを敷き詰め踊れないようにしているが、マスクを着用し、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保した上で、客が単独でダンスをすることは認められる。

 他の5直轄市は、現時点での営業再開に慎重な姿勢を示している。