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《新型肺炎》スターラックス、6月より一部運航再開


ニュース 運輸 作成日:2020年5月18日_記事番号:T00090017

《新型肺炎》スターラックス、6月より一部運航再開

 新規フルサービスキャリア(FSC)、星宇航空(スターラックス・エアラインズ)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運休している同社全3路線のうち、6月1日より台北(桃園)~マカオ線の週3便、マレーシア・ペナン線の週1便の運航を再開する。ベトナム・ダナン線は6月末まで運休する。16日付蘋果日報などが報じた。

 スターラックスは運航再開に当たり、エコノミークラスの中間席を販売せず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保する。これにより、利用可能な座席数は188席から127席に減少する。また、機内は消毒を行い、客室乗務員は全行程で撥水(はっすい)性のある医療用ガウン、サージカルマスク、ゴーグル、防水手袋などを着用する。

 同社は来年がオンピークになると見込み、旅客機12機の調達を進めている。今年下半期には、東南アジアや日本で新たな就航先を増やす予定だ。

中華航空、北京増便

 航空最大手、中華航空(チャイナエアライン)は、6月より北京線を月2便から週1便に増便することを決定した。中国での新型コロナウイルス感染状況が落ち着いたことを受け、中国へ戻る台商(海外で事業展開する台湾系企業)関係者の需要に応える。この他、6月12日の就航予定を延期した台北~フィリピン・セブ線は10月1日より週6便で、6月23日の就航予定だったタイ・チェンマイ線は10月2日より週4便で就航する計画だ。