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日台共同制作ドラマ『路』、視聴者もエリックに恋


ニュース 社会 作成日:2020年5月18日_記事番号:T00090023

日台共同制作ドラマ『路』、視聴者もエリックに恋

 日台共同制作ドラマ『路~台湾エクスプレス~』の第1話が16日夜、日本と台湾で放送され、双方でそのストーリーやキャストが話題となっている。

/date/2020/05/18/18lu_2.jpg林佳龍交通部長(中)は、高鉄は台湾観光のけん引役だと語った(中央社)

 『路』は1990年代から2000年代初めにかけての台湾高速鉄路(高鉄)建設を巡る人間もようを描いた吉田修一の同名小説を原作とするドラマ。全3話が毎週土曜午後9時より放送される。

 高鉄建設を受注した日本の商社の社員、多田春香を波瑠(28)が、日本の設計会社に勤める台湾人男性、劉人豪(エリック)をアイドルグループ、飛輪海(フェイルンハイ)のメンバーとして知られる俳優、歌手の炎亜綸(アーロン、34)が演じている。

 主人公の春香は交際中の恋人からプロポーズを受けているが、かつて大学時代に台北を訪れた際に偶然出会い、1日を共に過ごしたエリックのことが強く心に残っていた。

 春香がエリックの連絡先を紛失してしまい、2人は音信不通となっていたが、春香が高鉄の仕事で台湾に来た際、エリックの消息を知る。メールをやり取りし、再開の約束を取り付けた当日、大通り越しに振り返り、笑みを浮かべて会釈をするエリックを目にした春香。「私は気付いてしまった。8年前の出会いは間違いなく恋だった」と春香の声のナレーションが重なる。

/date/2020/05/18/19aaron_2.jpgアーロンは、波瑠と二人乗りするシーンのために用意された90年代当時のバイクがちゃんと動いたことに驚いたと語った(17日=中央社)

 この第1話ラストシーンを見た日本のインターネット上では「エリックが本当にかっこいい、恋に落ちるのも無理はない」「興味が湧いてきた」「私ならエリックを選ぶ」などとイケメンぶりに注目が集まった。

 台湾では、劇中で日本語や英語の長いセリフを流ちょうに話すアーロンに対し「語学の才能がある」などと評価が高まっている。

 アーロンはインタビューで今回のドラマ出演について、日本人スタッフはどの出演者にも礼儀正しく、波瑠も先輩として敬意を払った上で「アーロン」と親しく呼び掛けてくれたと語った。

 アーロンの男前ぶりや、春香とエリックのラブストーリーだけでなく、高鉄建設のエピソードや、台湾の当時の街並みや生活シーンなど台湾在住者ならではの見どころも盛りだくさん。第2話以降も目が離せない。