ニュース 電子 作成日:2020年5月19日_記事番号:T00090031
半導体メモリー大手の旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)の呉敏求董事長は18日、自社開発の3次元(3D)構造NAND型フラッシュメモリー(3D NAND)の良品率が急速に向上しており、下半期に量産を開始できるとの見通しを明らかにした。19日付経済日報などが報じた。
呉董事長は、交通大学で名誉博士の称号を授与された(18日=中央社)
呉董事長は、米中貿易戦争の再燃と新型コロナウイルスで下半期の見通しは不透明だが、NAND型フラッシュメモリーとNOR型フラッシュメモリーの開発は計画通り進めていると説明。また、第5世代移動通信(5G)関連の開発が加速しており、高密度NOR型フラッシュメモリーは下半期に5G向け需要が急増し、需給バランスが崩れる可能性があると予想した。
呉董事長は、米国が中国の通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する禁輸措置を強化していることについて、現時点でファーウェイへの出荷は正常で、影響を受けていないと明らかにした。
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