ニュース 電子 作成日:2020年5月19日_記事番号:T00090034
台湾半導体産業協会(TSIA)が18日発表した台湾IC産業の第1四半期生産額は7,238億台湾元(約2兆6,000億円)で、前期比4%減、前年同期比28.3%増だった。新型コロナウイルスの感染拡大が台湾では抑えられ、サプライチェーンが通常通り稼働したこと、転注や緊急受注が舞い込んだことなどで、前年同期を上回った。19日付自由時報が報じた。
IC製造の生産額は4,193億元で前期比1.6%減、前年同期比36.6%増だった。このうち、ファウンドリーの生産額が3,786億元、前期比1.7%減、前年同期比39%増と、前年同期比の成長率が業界で最も高かった。
TSIAは、台湾IC産業の第2四半期生産額は7,060億元で、前期比2.5%減、前年同期比12.9%増となると予測した。通年では2兆8,100億元、前年比5.5%増と、5年連続の成長を見込む。
世界Q1販売額、4.5%増
世界半導体市場統計(WSTS)によると、第1四半期の世界半導体販売額は1,046億米ドル(前期比3.6%減、前年同期比4.5%増)だった。アジア市場は636億米ドル(前期比5.2%減、前年同期比4.5%増)、うち中国市場が346億米ドル(前期比9.8%減、前年同期比4.5%増)を占めた。米国市場は221億米ドル(前期比2.1%減、前年同期比21.8%増)だった。
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