ニュース その他分野 作成日:2020年5月19日_記事番号:T00090048
中台間の海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)について経済部の王美花政務次長(次官)は18日の立法院経済委員会で、中台で終了について協議しておらず、中国から終了の通知も届いていないと述べた。ECFAは2010年6月29日に調印、9月12日に発効した。満10年を迎えるに当たり、ECFA終了のうわさが飛び交っている。19日付工商時報などが報じた。
王政務次長は、仮に終了となってもECFAのアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ品目)は対中輸出額の5%にすぎず、産業界は過度に恐れなくてよいと呼び掛けた。影響は主に石油化学、機械、車両の部品、金属、紡織業界と指摘した。
一方、中華民国全国工業総会(工総、CNFI)の蔡練生秘書長は、中国が近年、韓国や東南アジア諸国連合(ASEAN)と自由貿易協定(FTA)を締結しており、もしECFA終了でゼロ関税が7~8%に戻れば、競争力が大幅に低下すると述べた。
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