ニュース 電子 作成日:2020年5月20日_記事番号:T00090051
米国政府が中国の通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する禁輸措置強化を発表したことを受け、ファーウェイが部品の調達を増やしているほか、他の中国メーカーも在庫積み増しを進めており、DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)などに緊急受注が舞い込んだ。20日付工商時報が報じた。
ファーウェイは▽スマートフォンなどの消費者向け電子機器▽基地局やサーバーなどのネットワーク機器──用の半導体調達を増やしている。一方、▽聯想集団(レノボ)▽OPPO広東移動通信▽小米集団(シャオミ)▽中興通訊(ZTE)▽浪潮電子信息産業(Inspur)▽曙光信息産業(ドーニング・インフォメーション・インダストリー)──は、ファーウェイからの転注で顧客からの受注が増えており、半導体の在庫積み増しを進めている。
DRAMメーカーは第3四半期まで受注見通しが立っているようだ。DRAMは供給逼迫(ひっぱく)により契約価格が4カ月連続で上昇しており、当面は値上がりが続く見通しだ。
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