鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の産業用モノのインターネット（ＩＩｏＴ）事業子会社、富士康工業互聯網（フォックスコン・インダストリアル・インターネット、ＦＩＩ）は19日、中国の水回り製品大手の広州海鴎住宅工業（広州シーガル・キッチン＆バス・プロダクツ）とスマートホーム分野での戦略的提携枠組み協定を締結したようだ。20日付経済日報が報じた。
両社は第５世代移動通信（５Ｇ）技術を活用し、スマートホーム向けのＩＩｏＴプラットフォームを共同で構築する計画だ。また、ＦＩＩは▽５Ｇ▽人工知能（ＡＩ）▽ビッグデータ▽クラウドコンピューティング──を活用したＩＩｏＴプラットフォームにより、海鴎住工の無人工場設置を支援する。
海鴎住工は▽広東省広州市番禺区▽広東省珠海市▽黒竜江省チチハル市▽江蘇省蘇州市▽重慶市──に工場を持ち、製品は主に欧米に輸出している。
