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新内閣発足、コロナ・経済振興など課題


ニュース 政治 作成日:2020年5月20日_記事番号:T00090057

新内閣発足、コロナ・経済振興など課題

 蘇貞昌行政院長が率いる新内閣が20日発足した。顔触れに大きな変化はなく、▽新型コロナウイルス対策▽経済振興▽市民生活▽改革の深化▽均衡ある建設──といった重要課題に取り組む。20日付工商時報などが報じた。

/date/2020/05/20/17new_2.jpg行政院の李秘書長(右)は19日、政務委員はもう1人が未定と説明した(19日=中央社)

 新たな閣僚となったのは▽黄天牧・金融監督管理委員会(金管会)主任委員▽龔明鑫・国家発展委員会(国発会)主任委員(政務委員を兼務)▽呉政忠科技部長▽李永得文化部長──など。

 行政院の李孟諺秘書長は、黄・金管会主任委員と龔・国発会主任委員の就任は、両氏がこれまでの経済・財政分野での経験を生かし、内閣で新たな考え方と政策を提言することを期待しての人事と説明。一方、▽陳明通・大陸委員会(陸委会)主任委員▽呉釗燮外交部長▽厳徳発国防部長──の再任は、政策の安定性を考慮したと表明した。

 なお、新内閣のメンバー42人のうち、女性は許銘春労働部長などわずか4人で、女性登用の割合の低さに批判も出ている。