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台湾大哥大、「トリプルプレイ」で中華電信に対抗


ニュース 電子 作成日:2008年7月22日_記事番号:T00009006

台湾大哥大、「トリプルプレイ」で中華電信に対抗


 台湾大哥大(タイワン・モバイル)傘下の台湾大寛頻は21日、モバイル通信とブロードバンド、ケーブルテレビ(CATV)を光ファイバー1回線にまとめた、トリプルプレイサービスを月額990台湾元(約3,500円)で提供すると発表した。22日付工商時報が伝えた。

 新サービスは、マルチメディア・オンデマンド(MOD)と光ファイバーインターネットのセットプランを打ち出す中華電信に正面から対抗するもの。CATVは、中華電信MODより多い100チャンネル以上を視聴できるという利点がある。しかし、台湾大哥大は光ファイバーネットワークの敷設を始めたばかりのため、初期段階で新サービスを利用できる地域は限られる。

 台湾大哥大は現在グループ全体で、携帯電話620万人、CATV52万世帯、ブロードバンド8万世帯のユーザーを有している。これをトリプルプレーで統合し、デジタルコンバージェンスで域内首位となることが目標だという。