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味全ドラゴンズ、新竹市立球場の運営権獲得


ニュース 社会 作成日:2020年5月20日_記事番号:T00090062

味全ドラゴンズ、新竹市立球場の運営権獲得

 新竹市政府は19日、現在改築工事が進められている新竹市立棒球場について、2019年に台湾プロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)への再加盟を果たし、今シーズン2軍への復帰を果たした味全龍(味全ドラゴンズ)傘下の龍来球場公司に、OT(運営、譲渡)方式で10年間の運営権を付与する契約を締結した。味全ドラゴンズは22年より同球場を本拠地とする予定だ。20日付工商時報が報じた。

/date/2020/05/20/18dragons_2.jpg来年の1軍への復帰を目指す味全ドラゴンズ。1万人収容可能な新球場でのホームゲームが楽しみだ(19日=中央社)

 同球場は、昨年10月より8億7,000万台湾元(約31億3,000万円)を投じる改築工事が始動。21年末に完成する予定で、完成後は味全ドラゴンズのホームゲームが年間40試合開催される見通しだ。龍来球場公司は毎年100万元の権利金、およびチケット収入の一部を新竹市に納入する。

 新竹市は直轄市以外で初めてプロ野球チームが本拠地を置く自治体となる。林智堅市長は、プロ野球の試合が人の流れと商機を呼び込み、地方商圏の発展を促すと期待を示した。