ニュース 運輸 作成日:2020年5月20日_記事番号:T00090071
新型コロナウイルス感染対策のため、床に座る行為や集合が禁止されている台湾鉄路(台鉄)台北駅のメインコンコースについて、林佳龍交通部長は19日、感染状況の緩和に伴い禁止措置を段階的に解除し、感染収束後は早期に元の状態に戻すよう台鉄に指示したと明らかにした。20日付聯合報が報じた。
台北駅メインコンコース。林部長は台鉄に対し、公共空間の管理方法を変更する場合は、まず専門家に広く意見を求めるよう指摘した(林部長フェイスブックより)
台北駅メインコンコースでの禁止措置を巡っては、感染収束後も床に座る行為の禁止継続を台鉄が検討していると伝えられていた。台北駅メインコンコースは外国人労働者が交流のために集まることが多く、通行の邪魔になるとして禁止継続を支持する意見がある一方、禁止継続に反対し、外国人労働者に対する寛容を求める声もある。
林部長は、駅の公共スペースはスムーズな人の流れと安全性を確保した上で、外国人労働者を含む全ての人が共用できるようにすべきとの考えを示した。
台鉄は同日、現在も検討を続けており、今後もさまざまな意見を参考にして外国人労働者への寛容と他の利用客の権益保護を両立させたいと表明した。
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