ニュース 運輸 作成日:2020年5月21日_記事番号:T00090073
貨物取扱業者(フォワーダー)は20日、原油価格の上昇に伴い、6月1日より北米路線のコンテナ運賃で1FEU(40フィートコンテナ換算)当たり400米ドルの燃油サーチャージを徴収すると海運業者から通知を受けたと明らかにした。運賃は約20%上昇する見通しで、海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)と陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)に恩恵が見込まれる。21日付経済日報が報じた。
上海航運交易所(SSE)の運賃指数によると、極東地域から北米東岸航路の運賃は1FEU当たり2,542米ドルでこれに400米ドルの燃油サーチャージを加えると15.7%上昇、極東地域から北米西岸航路の運賃は1,689米ドルで燃油サーチャージを加えると23.7%上昇する。
新型コロナウイルス感染拡大による貨物需要の低下を受け、海運各社は運賃下落を防ぐため輸送能力を最低水準まで引き下げていた。業界関係者は、最悪の状況は過ぎたと指摘した。欧米で国境・都市封鎖が解除されれば、需要は大幅に回復するとの見方が大勢を占める。
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