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台北MRTの4月乗客数、過去9年で最低


ニュース 運輸 作成日:2020年5月21日_記事番号:T00090076

台北MRTの4月乗客数、過去9年で最低

 台北都市交通システム(MRT)の4月の1日当たり平均乗客数は前年同月比28%減の延べ151万人余りと、2011年7月以来で最低を記録した。猫空ロープウエー(台北市文山区)は5万人と、07年の開通以来で過去最低だった。新型コロナウイルス感染拡大を受け市民が外出を控えたことなどから2月以降減少が続いているが、感染状況が落ち着いたことから5月に入って回復の兆しが出ている。21日付自由時報が報じた。

 台北MRTの1日当たり平均乗客数は、新型コロナウイルス感染拡大前の1月には延べ201万人だったが、2月は183万人、3月は172万人と減少が続いた。猫空ロープウエーは、▽1月、延べ21万人▽2月、14万人▽3月、7万人──だった。

 一方、台北MRTの5月1~19日の1日当たり平均乗客数は166万人と、前月平均を上回っている。猫空ロープウエーの5月1~10日の1日当たりの平均乗客数は約3万2,000人だった。猫空ロープウエーは、11日から19日間の定期点検に入っており、30日に運行再開予定だ。