ニュース 政治 作成日:2020年5月21日_記事番号:T00090081
蔡英文総統(民進党)が20日の2期目就任演説で両岸(中台)関係の平和と安定に注力する姿勢を示したことに関し、野党国民党の江啓臣主席は、1期目の4年で両岸交流が著しく後退したが、蔡総統の演説には、経済・貿易面での交流や海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)の将来などの課題への対処、両岸の信頼再構築のための具体策の提示がないと批判した。21日付聯合報などが報じた。
江主席は、4年前から庶民の収入が低迷する状況は変わらず、貧富の差が拡大していると批判した(20日=中央社)
江主席はまた、憲政体制改革のための修憲委員会(改憲委員会)設置について、立法院が行うことであり、総統の指揮下にはないと指摘した。江主席、馬英九前総統(国民党)、韓国瑜高雄市長(国民党)は、総統就任式への出席を見送っていた。
台湾民衆党主席の柯文哲台北市長は、中国に対しての「和平、対等、民主、対話」の8文字の呼び掛けは、台湾民衆党が一貫して主張しているもので、蔡総統がこれに呼応したものと主張した。民進党の両岸政策は近ごろ同じことの繰り返しで行き詰まっており、執政に対しての責任を負うようくぎを刺した。
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