ニュース 政治 作成日:2020年5月21日_記事番号:T00090084
ポンペオ米国務長官が19日、台湾の蔡英文総統の2期目就任に対する祝賀声明を国務省ウェブサイトと個人のツイッターで発表したことに対し、中国が強く反発している。21日付聯合報が伝えた。
中国側が20日に出した非難の声明は、外交部、国防部、中国務院台湾事務弁公室(国台弁)がそろい踏みという異例のものだった。
外交部はポンペオ国務長官が蔡氏を「総統」と呼称したことについて、「一つの中国の原則と中・米の三つのコミュニケに反し、中国の内政に著しく干渉するものだ」として、強い憤りを表明した。
国防部は「米国側の行為は中・米両軍の関係発展を著しく害し、台湾海峡の平和と安定を損ねるもので極めて誤っており、非常に危険だ」とした。
国台弁は「両岸(中台)は一つの中国に属しており、台湾は中国の分割できない一部分だ」とする従来の立場を繰り返す一方、「大陸(中国)はいかなる外部勢力の干渉、『台湾独立』という分裂のたくらみをも打ち負かすだけの固い意志、十分な確信、能力がある」と強調した。
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