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力晶と茂徳、50ナノ導入は年末以降に


ニュース 電子 作成日:2008年7月22日_記事番号:T00009009

力晶と茂徳、50ナノ導入は年末以降に


 DRAM最大手の力晶半導体(PSC)と茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)による50ナノメートル台の製造プロセス導入が、今年の年末以降に早まりそうだ。もともと年末を予定していた韓国サムスン電子による56ナノの量産、ハイニックスの54ナノの量産が、8月に前倒しとなるという観測が出ているためだ。22日付蘋果日報が報じた。

 ハイニックスと戦略提携を結んでいる茂徳は、資金調達がうまくいけば、年末から54ナノを導入する計画だ。

 力晶は、提携パートナーのエルピーダが50ナノ台の良品率を一定水準以上まで引き上げてからとなるため、導入時期は来年上半期になる見通しだ。一方、南亜科技の50ナノ台導入は、来年下半期の見込みだ。

 韓国メーカーの50ナノ台導入で、容量1GB(ギガバイト)DRAM価格は、第4四半期~来年上半期に1米ドル前後まで下落する可能性がある。現在主流の70ナノ台と比べ、1枚のウエハーから生産できる個数が増え、生産性が8割向上するためだ。