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東風裕隆汽車、合弁解消か


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年5月21日_記事番号:T00090092

東風裕隆汽車、合弁解消か

 自動車大手、裕隆集団は20日の業績説明会で、自社ブランド「LUXGEN(ラクスジェン)」を生産する東風裕隆汽車について、合弁相手の中国の東風汽車集団と協議中と明かした。21日付経済日報などが報じた。

 裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)はラクスジェンを展開する全額出資子会社、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)などの減損処理などで、昨年の純損失が244億6,500万台湾元(約880億円)に上っていた。

 また裕隆日産汽車の主管は20日、東風日産汽車の利益は昨年(80億台湾元)水準に届かないとの見方を示した。東風日産汽車の今年の新車販売目標は127万台で前年同水準だ。

 裕隆集団は今年の中国の新車販売市場規模は2,000万台で前年比22%減と予測した。

日産リヴィナ、8月に生産終了

 裕隆集団は、台湾の新車販売市場規模は42万2,000台で前年比1.1%減と予測した。今年の台湾での新車販売目標は▽ラクスジェン、5,000台▽裕隆日産、3万5,000台▽中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)、4万5,000~5万台──を掲げた。

 裕隆日産は、製品ラインアップを見直し、8月でコンパクトカー「リヴィナ」の生産を終了すると明かした。