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サムスン5ナノ年内生産へ、値下げでTSMC追撃か【表】


ニュース 電子 作成日:2020年5月22日_記事番号:T00090112

サムスン5ナノ年内生産へ、値下げでTSMC追撃か【表】

 サムスン電子は21日、下半期に韓国ソウル近郊の華城(ファソン)工場で、ファウンドリー事業で5ナノメートル製造プロセスによる生産を開始すると発表した。業界では、値下げ戦略で、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)から、クアルコム、エヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)など大口顧客を奪う可能性もあるとみられている。22日付経済日報が報じた。

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 TSMCは今年第1四半期に5ナノプロセスによる量産を開始した。顧客はアップル、クアルコム、AMD、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の海思半導体(ハイシリコン)など。月産能力を5万枚から年内に8万枚まで拡大する見込みだ。

 サムスンは、新生産ラインで第5世代移動通信(5G)や高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)製品を生産するもようだ。