ニュース 電子 作成日:2020年5月22日_記事番号:T00090116
緯創資通(ウィストロン)傘下でデータセンター用機器を手掛ける緯穎科技服務(Wiwynn)が6月15日に予定する役員改選で、新たな独立董事(社外取締役)候補として、かつて南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の総経理などを歴任し「台湾DRAMの父」と呼ばれた、中国の国有半導体大手、紫光集団の高啓全グローバル執行副総裁が指名されている。22日付工商時報が報じた。
緯穎科技は、紫光集団とは取引、提携関係はないと説明した。
業界では、緯穎科技は高氏の独立董事就任後、中国データセンター市場で新規顧客を開拓しやすくなるとみられている。
緯穎科技の主要顧客はフェイスブック(FB)とマイクロソフト(MS)で、昨年末にサプライヤー入りしたアマゾン・ドット・コムを含めると、米国顧客向けの割合は9割以上だ。中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)や百度(バイドゥ)なども顧客で、▽電子商取引(EC)▽通信・クラウドサービス▽SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)──関連の顧客開拓を進めている。
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